建設機械施工技術検定試験を受験してきました。
今回で2回目の受験になります。
前回は1級第二次検定の筆記試験と実技試験2種のうち、実技1種が不合格でした。
1級は、第一次検定に合格したうえで、第二次検定の筆記試験と、必要な実技試験に合格して、1級建設機械施工管理技士となります。
今回は、そのリベンジということで、再び1級に挑戦しました。
1級の合格率を見てみると……
少し気になったので、令和7年度の合格率を調べてみました。
1級建設機械施工管理技士は、
・第一次検定:約22.5%
・第二次検定:約57.6%
となっています。
第一次検定だけを見ると「2割くらい」、第二次検定だけを見ると「6割くらい」です。
第一次検定に合格すると、「1級建設機械施工管理技士補」の資格を取得することができます。
そのうえで、第二次検定に合格することで、「1級建設機械施工管理技士」となります。
1級を取得するためには、第一次検定だけでなく、第二次検定にも合格する必要があります。
第二次検定には筆記試験と実技試験があり、実技は第1種から第6種までの中から2種別を選択して受検します。
そして、令和7年度の第一次検定と第二次検定を同一年度で突破する、いわゆるストレート合格率は12.9%とされています。
「12.9%!?」
数字だけを見ると、かなり難しい試験に感じますよね。
施工管理技士の試験の中でも、かなり合格するのが難しい試験なのではないでしょうか。
ただ、実際に受験してみた自分の感想としては、
「とても難しくて、ほとんどの人が受からない試験」という感じではありません。
もちろん、簡単な試験ではありません。
ですが、しっかり準備をして、必要なところを一つずつクリアしていけば、十分に合格を狙える試験だと感じています。
とはいえ、1級は第一次検定の合格率が2割程度で、そのうえ第二次検定の筆記試験と実技試験があります。
そう考えると、やっぱりそれなりに大変な試験ですね。
1級の実技には免除制度があります
ここは、今回調べてみて改めて確認したところです。
1級第二次検定の実技については、2級建設機械施工管理技術検定の合格種別など、一定の条件を満たしている場合、その種別に対応する1級の実技試験が免除される制度があります。
そのため、
「1級は実技を必ず2種とも受けなければならない」
というわけではありません。
自分の場合は、前回の受験で油圧ショベルの実技試験には合格していました。
ただし、前回ショベルに合格していたからといって、今回のショベルの実技試験が免除されたわけではありません。
そのため、今回もショベルの実技試験を受験しました。
とはいえ、前回合格しているショベルについては、ある程度の経験もありましたので、今回は前回不合格だったもう1種ブルドーザーを中心に練習して、本番に臨みました。
前回の反省点を振り返りながら、ブルドーザーの操作を重点的に練習しました。
これから受験するなら、2級からという方法も
これから受験される方で、まだ2級を取得していないのであれば、まず2級を取得して、そこから1級を目指すという方法も十分アリだと思います。
2級は第1種から第6種までの種別ごとに試験が行われ、合格した種別については、1級第二次検定の実技試験で免除を受けられる場合があります。
仕事をしながら受験する場合、試験勉強だけでなく、実技の練習や試験日程への対応など、意外と大変です。
そのため、最初から1級ですべてを受験するよりも、
2級で一つずつ合格を積み上げてから1級へ進む
というほうが、結果的に負担が少なくなる場合もあると思います。
もちろん、これまでの経験や仕事の状況によっても変わります。
すでに十分な実務経験がある方なら、いきなり1級を目指すのもいいと思います。
ただ、これから受験を考えている方は、2級からステップアップする方法も一つの選択肢として考えてみてもいいのではないでしょうか。
個人的には、1級の実技についても、合格した種別を次回以降にもっと柔軟に免除できる制度があったらいいのにな、と思ってしまいます。
ただ、1級第二次検定は、第1種から第6種までの中から2種別を選択して実技試験を受ける制度です。
また、1級建設機械施工管理技士の資格と、実際に建設機械を運転するために必要な免許や技能講習などは別のものです。
1級に合格したからといって、6種類すべての建設機械を運転できるという意味ではありません。
機械の種類や規格によって、運転に必要な免許や技能講習などがありますので、そこは別に考える必要があります。
そう考えると、現在の制度になっているのも仕方のない部分があるのかな、と個人的には思います。
さて、ここからは今回の実技試験についてです。
今回の実技試験――まずはブルドーザー
まずはブルドーザー。
自分なりに試験を振り返ってみると、減点されそうなところは……正直、いくつかあります。
試験が終わってから、
「ここはちょっと失敗したかな……」
と思ったところもありました。
それでも、全体としては、
「なんとか合格圏内には入れた」
というのが、試験を終えた時点での感想です。
もちろん、実際の結果が出るまでは何とも言えません。
あとは結果を待つしかありませんね。
ただ、今回の試験を受けてみて、普段の仕事とは少し違った環境で機械を操作するというのは、良い経験になりました。
そう考えると、今回受験して良かったと思っています。
日立 ZX70(0.28m³級)で油圧ショベルの実技
そして、もう一つの実技試験が油圧ショベルです。
今回の試験では、日立 ZX70(0.28m³級)の油圧ショベルで実技を行いました。
油圧ショベルについては、前回の試験で合格していることもあり、今回も比較的手ごたえを感じることができました。
普段の仕事ではコマツの油圧ショベルを使用しているため、メーカーも違います。
また、操作方法も普段とは違います。
ここが今回も、少し注意が必要だったところです。
試験では、協会が指定するJIS規格の「左操作レバー横旋回方式」で操作します。
試験時の操作
| 操作 | 左レバー | 右レバー |
|---|---|---|
| 前 | アーム伸ばし | ブーム下げ |
| 後 | アーム曲げ | ブーム上げ |
| 左 | 左旋回 | バケット掘削 |
| 右 | 右旋回 | バケット開放 |
一方、私が普段仕事で使用しているコマツの油圧ショベルでは、今回の試験とは異なる操作方式になっています。
普段の操作
| 操作 | 左レバー | 右レバー |
|---|---|---|
| 前 | 右旋回 | ブーム下げ |
| 後 | 左旋回 | ブーム上げ |
| 左 | アーム伸ばし | バケット掘削 |
| 右 | アーム曲げ | バケット開放 |
このように、普段とは違う操作になっています。
試験中に、
「頭を整理して、正確に、円滑に操作!」
と心で言い聞かせ、集中しました。
試験前には実際の機械に乗って操作を確認するだけではなく、
「このレバーをこの方向に動かしたら、どの動きをするのか」
を一つひとつ確認しておくことが大切だと感じました。
実技試験を終えて
今回の実技試験では、ブルドーザーも油圧ショベルも、普段の仕事とは少し違った環境で操作することで、いろいろと勉強になりました。
特に実技試験は時間が決められているので、ただゆっくり慎重に操作していればいい、というわけでもありません。
焦らず、確認しながら、円滑に進める。
急いで操作すればミスにつながる可能性があります。
かといって、慎重になりすぎると時間が足りなくなる。
限られた時間の中で、いかに落ち着いて、正確に円滑に操作できるか。
日頃積み上げている技術、腕の見せ所です。
実際に試験を受けてみると、
「ここはもう少しこうすればよかったな」
「もう少しスムーズにできたな」
と思うところもあります。
それでも、今回実際に受験したことで、普段の仕事だけではなかなか経験できないことを経験できました。
あとは結果を待つだけ
ということで、今回の1級建設機械施工技術検定試験は、無事に終了しました。
あとは結果を待つだけです。
ブルドーザーでいくつか気になるところもありますが、
「合格圏内には入った……はず!」
果たして結果はどうなるのか。
結果が出たら、またブログで報告したいと思います。
果たして結果は……!?
私がこの試験で使用した問題集はこちら

